2026年7月25日(土)の札幌11Rは、TVh賞です。
開幕週の札幌で行われる一戦だけに、能力だけでなく、枠順や位置取り、コーナーでの立ち回りが結果を左右しそうです。古馬の牡馬が58キロ、牝馬が56キロを背負う一方、3歳馬には53~55キロが設定されており、世代間の斤量差も見逃せません。
人気の中心は、単勝3.0倍のロジケープと3.3倍のサウスバンクです。しかし、複勝レンジを見ると両馬の安定感には差があり、今回は単勝人気だけに頼らず、斤量と複勝の支持を重視して予想を組み立てます。
レースのポイント
3歳馬の斤量差
古馬牡馬が58キロを背負うのに対し、3歳牡馬のロジケープとアスクケンタッキーは55キロです。さらに3歳牝馬のアンジュプロミスとクリエープキーは53キロとなっています。
開幕週の札幌で前々から運べる場合、この斤量差は最後の粘りに直結する可能性があります。特に人気と安定感を兼ね備えた3歳馬は高く評価したいところです。
内枠の立ち回り
札幌ではコーナーで外を回されると、その距離損が最後に響きやすくなります。内から中ほどの枠で流れに乗れる馬を重視しつつ、外枠勢は斤量や騎手の手腕を含めて評価する必要があります。
複勝レンジの差
サウスバンクは単勝3.3倍ですが、複勝は2.8~3.9倍です。一方、ロジケープは単勝3.0倍に対して複勝1.4~1.6倍。単勝人気は接近していても、馬券内への信頼度ではロジケープが一歩リードしています。
本命
◎7 ロジケープ
単勝3.0倍、複勝1.4~1.6倍です。
今回はロジケープを本命にします。
最大の評価材料は、メンバー中で最も安定している複勝レンジです。単勝ではサウスバンクとほぼ並んでいますが、複勝では明確な差があり、連軸としての信頼度はロジケープが上と判断しました。
3歳牡馬のため、斤量は古馬牡馬より3キロ軽い55キロです。6枠7番なら極端な内外ではなく、前を見ながら位置を選びやすいでしょう。
札幌で実績のある印象が強い丹内祐次騎手との組み合わせも魅力です。人気馬を意識しながら好位で運べれば、直線で抜け出す可能性は十分あります。
対抗
○5 メルトユアハート
単勝10.7倍、複勝1.7~2.2倍です。
対抗にはメルトユアハートを選びました。
単勝は10倍台ですが、複勝レンジはロジケープに次ぐ水準です。勝ち切れるかという点では評価が分かれているものの、馬券内候補としては強く支持されています。
5枠5番は立ち回りやすく、人気馬の直後で流れに乗れる配置です。古馬牝馬のため56キロですが、58キロを背負う牡馬よりは条件面で有利となります。
横山和生騎手がロスを抑えて運べれば、2着だけでなく本命逆転まで警戒したい一頭です。
単穴
▲10 アスクケンタッキー
単勝7.1倍、複勝1.9~2.6倍です。
単穴はアスクケンタッキーです。
3歳牡馬の55キロに加えて、鞍上は武豊騎手です。8枠10番は外寄りですが、12頭立てなら致命的な不利とは言えません。内の馬を見ながら無理なく位置を取れれば、外枠の不利を抑えられます。
複勝レンジも上位水準で、人気と安定感のバランスは良好です。ロジケープと同じ3歳牡馬として、斤量差を生かして古馬勢を上回る可能性があります。
連下候補
△3 サウスバンク
単勝3.3倍、複勝2.8~3.9倍です。
単勝では上位の中心ですが、複勝レンジには不安が残ります。勝ち切る期待は高い一方で、安定した軸としてはロジケープやメルトユアハートに譲る評価です。
3枠3番は好材料で、横山武史騎手がスムーズに先団へ導ければ押し切りも考えられます。ただし、人気を考えると馬券では相手候補にとどめます。
△2 シカゴスティング
単勝13.2倍、複勝2.4~3.4倍です。
2枠2番からロスなく立ち回れそうなシカゴスティングも押さえが必要です。
古馬牝馬の56キロで、内枠を生かせれば上位進出が期待できます。単勝人気ほど複勝レンジは悪くなく、2着や3着候補として買いやすい存在です。
△1 エヴァンスウィート
単勝16.5倍、複勝2.8~4.0倍です。
最内枠を引いたエヴァンスウィートは、立ち回り次第で浮上できます。
鮫島克駿騎手が内で脚をため、直線まで進路を確保できれば馬券内に残る可能性があります。友道康夫厩舎の管理馬という点も含め、相手から外しにくい一頭です。
△8 アンジュプロミス
単勝14.9倍、複勝2.9~4.2倍です。
アンジュプロミスの魅力は、3歳牝馬の53キロです。
古馬牝馬より3キロ、古馬牡馬より5キロ軽く、斤量面では大きな恩恵を受けます。古川奈穂騎手が軽さを生かして前々で運べれば、人気以上の粘り込みが期待できます。
△4 ルーフ
単勝14.4倍、複勝2.9~4.1倍です。
4枠4番という立ち回りやすい位置に入りました。佐々木大輔騎手が好位を確保できれば、直線でしぶとく脚を使えそうです。
大きく抜けた材料はありませんが、枠順と単勝人気のバランスを考えると、三連系では押さえておきたい一頭です。
穴候補
☆9 クリエープキー
単勝27.9倍、複勝4.5~6.5倍です。
穴ではクリエープキーに注目します。
前走までの実績は今回のデータから判断できませんが、3歳牝馬の53キロは明確な強みです。7枠9番からスムーズに流れへ乗り、斤量差を最後の伸びにつなげられれば、馬券内への食い込みが考えられます。
単勝20倍台のため、三連系に加えることで配当を引き上げられる存在です。
注12 パクスロマーナ
単勝18.4倍、複勝3.6~5.2倍です。
大外12番ですが、12頭立てなら展開次第で対応できます。外から無理なく前へ取りつける形なら、揉まれずに運べる利点もあります。
人気ほど大きな差はなく、相手を広げる場合には候補に入れたい一頭です。
展開予想
明確な逃げ馬は今回のデータだけでは判断できませんが、開幕週の札幌だけに、各馬が前の位置を意識する展開が予想されます。
ロジケープ、サウスバンク、アスクケンタッキーなどの人気馬が好位付近を確保し、その直後にメルトユアハートやシカゴスティングが続く形を想定します。
極端な追い込みよりも、好位から中団前方でロスなく運べる馬を重視します。斤量差を生かせる3歳馬にも有利な流れとなりそうです。
最終結論

本命◎ 7 ロジケープ
複勝レンジの安定感と55キロを評価します。
対抗○ 5 メルトユアハート
単勝以上に複勝の支持が強く、連軸候補として魅力です。
単穴▲ 10 アスクケンタッキー
3歳馬の斤量と武豊騎手を評価します。
連下△ 3 サウスバンク
単勝人気は高いものの、複勝レンジを考慮して相手評価です。
連下△ 2 シカゴスティング
内枠を生かせれば馬券内へ食い込めます。
連下△ 1 エヴァンスウィート
最内枠からロスなく運べれば侮れません。
連下△ 8 アンジュプロミス
53キロを生かした粘り込みに注意です。
連下△ 4 ルーフ
好枠からの立ち回りで上位進出が狙えます。
穴☆ 9 クリエープキー
3歳牝馬の53キロを生かせれば高配当の使者になります。
注 12 パクスロマーナ
大外でもスムーズなら3着候補です。
買い目イメージ

馬連
-
5-7
-
7-10
-
3-7
-
2-7
三連複フォーメーション
-
1頭目:7
-
2頭目:5、10
-
3頭目:1、2、3、4、5、8、9、10、12
ワイド
-
5-7
-
7-10
-
7-9
まとめ
2026年のTVh賞は、ロジケープを中心に予想します。
単勝人気はサウスバンクと接近していますが、複勝レンジには大きな差があります。3歳牡馬の55キロも考慮すると、軸として最も信頼しやすいのはロジケープです。
対抗は複勝支持の強いメルトユアハート、単穴は3歳馬の斤量と鞍上が魅力のアスクケンタッキーとしました。
本線はロジケープを軸にしながら、三連系では53キロのアンジュプロミスとクリエープキーまで加え、世代間の斤量差を生かした波乱にも備えたい一戦です。










