2026年3月15日(日)の中山メインは、皐月賞トライアルの第75回フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)です。
クラシック本番へ向かううえで非常に重要な一戦であり、ここで好走した馬が皐月賞戦線の中心に浮上するケースも少なくありません。
今年のメンバーを見ると、クレパスキュラーが単勝2.1倍で1番人気。
これにアスクエジンバラが続き、さらにラストスマイル、サウンドムーブ、サノノグレーター、ミスターライト、アウダーシアあたりまで差の小さい混戦模様です。
上位に支持を集める馬はいるものの、3歳春らしくまだ比較が難しい顔ぶれでもあります。
そのため、軸は決めつつも、相手はやや広めに構えたいレースです。
レースのポイント
スプリングステークスの舞台は中山芝1800mです。
中山らしくコーナー4回の小回り戦で、ただ切れるだけでは押し切れません。重要になるのは、次の3点です。
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好位で立ち回れる器用さ
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3〜4コーナーから動ける持続力
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3歳春時点での完成度
皐月賞を意識するならスケールの大きさも大切ですが、このレースではそれ以上に、いま走れるかどうかが問われます。
中山1800mはポジション取りが大きく結果を左右するだけに、レースセンスの高い馬を重視したいところです。
本命候補
◎12 クレパスキュラー
単勝2.1倍、複勝1.2-1.5。
数字だけ見れば、ここでは素直に中心視すべき存在です。
複勝レンジの安定感が際立っており、想定段階では最も崩れにくいタイプと見てよさそうです。
しかも鞍上はC.ルメール騎手。トライアル戦での立ち回りやポジション取りも含め、非常に心強い材料です。
中山1800mは、ただ外を回して差すだけでは届かないことも多い条件です。
その点、この馬は人気を背負うだけの総合力があると見てよく、勝ち負けの軸として扱うのが自然です。
もちろん3歳戦ですから絶対視は禁物ですが、馬券の中心はこの馬から入るのが王道でしょう。
対抗候補
○2 アスクエジンバラ
単勝5.3倍、複勝1.6-2.3。
本命を負かす可能性を持つ筆頭候補です。
複勝帯もかなり優秀で、1番人気ほどではないにせよ安定感は十分です。
鞍上は岩田康誠騎手、管理するのは福永祐一厩舎。データ面だけでなく陣営の顔ぶれも魅力があります。
最内寄りの2番枠も、中山1800mでは大きなプラスに働く可能性があります。
ロスなく立ち回って早めに動ける形なら、クレパスキュラーに最も迫るのはこの馬かもしれません。
単穴・連下で注目したい馬
▲4 ラストスマイル
単勝11.9倍、複勝1.9-2.8。
単勝オッズ以上に、複勝支持の強さが目立つ一頭です。
つまり、勝ち切りまではともかく、馬券内候補としてはかなり有力という評価です。
こういうタイプは中山のトライアルで非常に怖く、先行してしぶとく粘る形がハマれば上位争い十分です。
派手さよりも堅実さを重視するなら、相手筆頭に取りたい存在です。
△10 サノノグレーター
単勝12.6倍、複勝3.1-4.8。
中位人気帯では最もバランスが良い一頭に映ります。
鞍上は田辺裕信騎手で、中山芝コースの立ち回りに期待しやすいのも魅力です。
上位人気が強い競馬をしても、その後ろで上手く流れに乗れれば3着圏なら十分あります。
馬連よりも、三連複やワイドで買いたいタイプです。
△13 ミスターライト
単勝13.8倍、複勝2.8-4.3。
中穴ゾーンでは軽視できません。
複勝の数字も悪くなく、勝ち切るまではどうかとしても相手向きの印象があります。
大野騎手とのコンビで流れに乗れれば、直線でしぶとく脚を使ってきそうです。
△16 サウンドムーブ
単勝12.1倍、複勝2.7-4.1。
外枠は課題ですが、それでも無視できない数字です。
8枠16番は簡単ではありませんが、うまく外目の好位〜中団を確保できれば、むしろスムーズに運べる可能性もあります。
団野騎手×斉藤崇史厩舎の組み合わせも不気味で、人気どころの一角が崩れたときに浮上してきそうです。
穴で狙いたい馬
☆11 テルヒコウ
単勝17.7倍、複勝3.2-5.0。
人気の盲点になりそうですが、十分圏内を狙える数字です。
坂井瑠星騎手、そして矢作芳人厩舎という点も見逃せません。
トライアル戦で一気に評価を上げてくる陣営としては怖さがあり、流れひとつで馬券内に食い込んでも不思議ではありません。
注15 アウダーシア
単勝14.7倍、複勝3.4-5.4。
こちらも中穴候補として面白い存在です。
手塚厩舎の管理馬で、津村騎手とのコンビ。
能力比較では一歩譲るかもしれませんが、3歳春は成長力の差が出やすい時期でもあり、一気の前進があっても驚けません。
展開予想

今年の組み合わせを見ると、極端なハイペースというよりは、前半はある程度落ち着いた流れを想定したいです。
ただし中山1800mは、向正面から3〜4コーナーにかけて早めに動く馬が多く、結果的には持続力勝負になりやすい舞台です。
そのため有利なのは、
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好位〜中団で流れに乗れる馬
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コーナーで置かれない馬
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早めに動いてもしぶとく脚を使える馬
というタイプです。
後方一気だけに頼る馬は展開待ちの面が強くなるため、今回は完成度とレースセンス重視で組み立てたいです。
最終結論

本命◎ 12 クレパスキュラー
もっとも安定感があり、ここでは素直に中心視します。
対抗○ 2 アスクエジンバラ
最内寄りの好枠も魅力で、本命逆転候補の筆頭です。
単穴▲ 4 ラストスマイル
複勝支持が強く、相手として非常に買いやすい一頭です。
連下△ 10 サノノグレーター
中山での立ち回りがハマれば上位食い込み十分です。
連下△ 13 ミスターライト
中穴ゾーンでは要注意の存在です。
連下△ 16 サウンドムーブ
外枠でも流れに乗れれば侮れません。
穴☆ 11 テルヒコウ
配当妙味を考えるなら面白い一頭です。
押さえ注 15 アウダーシア
三連系の相手に入れておきたい存在です。
買い目イメージ
馬連
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12-2
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12-4
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12-10
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2-4
三連複フォーメーション
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1頭目:12
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2頭目:2,4
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3頭目:2,4,10,11,13,15,16
ワイド
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4-12
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2-12
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11-12
まとめ
2026年のスプリングステークスは、クレパスキュラーが中心です。
対抗にはアスクエジンバラ、続いてラストスマイルを上位評価に取りました。
ただし、2番人気以降は差が小さく、サノノグレーター、ミスターライト、サウンドムーブ、テルヒコウあたりまで十分チャンスがありそうです。
トライアルらしく、人気馬を信頼しつつもヒモ荒れは十分警戒したい一戦です。
